脊髄障害
脊髄障害は、視神経障害と並んで、多発性硬化症の症状の多くを占めています。
特に脊髄障害の初期症状として麻性膀胱による尿閉が引き起こされます。回復期には頻尿や失禁、排尿困難などといった症状が引き起こされます。手足のしびれ、運動麻痺、感覚低下などといった症状が悪化すると、歩行困難や両下肢の麻痺などを引き起こすことになるので、初期症状の段階で多発性硬化症であることを明確にし、正しい処置が行われなければなりません。
こういった脊髄障害は、様々な疾患の症状として表れるので、多発性硬化症であると確定するには細かい検査を必要とします。もともと、多発性硬化症の原因が明確にされていないことから、確定することは簡単ではないでしょう。かと言って、放っておくと、進行型の多発性硬化症の場合特に症状を悪化させることとなります。
多発性硬化症に限らず、早期発見、早期治癒が早期回復にとって大変重要であると言えるでしょう。脊髄障害の場合、まず、脊髄や神経に関わる疾患が考えられます。速やかに神経内科を受診しましょう。