誘発電位

誘発電位

誘発電位とは、視覚、聴覚、体性感覚などの刺激を与え、脳に伝わるまでのスピードを調べる方法です。例えば、視覚誘発電位では、眼球から視覚神経を伝わり、脳が見えたと判断するまでのスピードを測定するわけです。

<$mt:Include module="アドセンス03"$>検査は片目ずつ行われます。まず、電極を後頭部に貼り付け、座ったまま反転する市松模様や点滅する光を見つめます。


正常な場合、光の刺激による小さな電位変化が脳波に発生し、特殊なコンピューターで受診することができるわけです。たとえ眼球そのものは正常であっても、視神経から脳に伝わるまでの間で異常を来たしていたら、電位変化が脳波に発生することなく、実際には物がはっきりと見えなくなってしまうのです。同じように、聴覚や体性感覚の誘発電位検査が行われます。


誘発電位による検査結果でのみ多発性硬化症であると診断が下されることはありません。視神経障害や脊髄障害、脳障害などといった諸症状や、血液検査、髄液検査の結果を組み合わせて多発性硬化症と診断が下されます。


また、異常を来たしている部位を特定するのに効果を発揮する検査方法とも言えるでしょう。多発性硬化症の診断においては、問診が大変重要な役割を果たしていると言えるのです。症状を的確に伝えることが重要です。