進行による経過分類
【寛解再発型】多発性硬化症の多くが寛解再発型に分類されます。寛解とは、比較的症状が安定しており、過ごしやすい時期を言います。再発とは、症状が表れ過ごしにくい時期を言います。
【一次進行型】多発性硬化症を発症した時点から持続的な進行を見せる症状を言います。寛解再発型の再発時期との違いは、持続時間にあります。再発は1ヶ月以上の寛解が見られますが、一次進行型はたとえ寛解の時期が現れたとしても1ヶ月以内に再び進行期に戻ります。
・慢性進行型...目に見えた症状の悪化はありませんが、慢性的に進行を重ねる症状を言います。リハビリテーションを中心とした治療法が行われます。徐々に症状が現れるので、発見が遅れる場合もあります。
・急性進行型...発症当時から重大な症状に見舞われる場合を言います。
【二次進行型】寛解再発型の後に、1年以上の進行型が表れた場合の分類を言います。
様々な治療方法により、それぞれの症状を緩和させることが可能となっています。日々の研究により、進行を抑える療法も開発されてきています。多発性硬化症は、決して不治の病ではありません。