MRIによる診断

MRI(magnetic resonance imaging )とは、磁気共鳴映像法と言い、人間の体を自由な角度で断面図撮影できる装置です。殆ど水からできている人間の体を強い磁場に置き、水素原子の挙動をキャッチし、水の分布を映像合成するしくみとなっています。


装置は、半径およそ60cm、長さおよそ150cmの筒状で、多発性硬化症の診断には最も効果的とされています。中でも脱髄の確認には有効であるとされています。また、症状の表れていない病変を発見するのにも効果を発揮することから、多発性硬化症の早期発見・早期治癒に大変効果的な検査方法と言えるでしょう。

MRI の利点は、
・放射線を使用しないため、被爆の心配がない
・画像のコントラストが高い
・造影剤を使用しなくても良い

MRI の欠点は、
・一般のCT より検査時間が長い(30分~45分程度)
・閉所恐怖症の方にとっては装置を狭く感じる
・装置が発する音が大きい
・心臓ペースメーカーなどが体内にある人は受けられない

多少の欠点はあるようですが、それ以上の効果と、効果として一般のCT を上回ることなどから、様々な疾患における検査や治療に役立てられています。更に効果的な治療方法が開発されることを期待します。

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