免疫抑制剤

他の治療法を試みるも、再発を繰り返し、短期間に進行していく多発性硬化症に免疫抑制剤投与が行われます。免疫抑制剤として、シクロフォスファミド、アザチオプリン、シクロスポリン、タクロリムスなどがあります。

免疫抑制剤は、多発性硬化症に対してある一定の効果は認められますが、脱毛、骨髄抑制、肝臓・腎臓・胃腸障害、発がん性などといった副作用は見逃すことができません。副作用とのバランスを調整しながらの使用となるでしょう。多発性硬化症の症状より重症な副作用を伴ってしまったのでは、免疫抑制剤を使用した意味がありません。


免疫抑制剤とは、免疫拒絶反応を抑制する薬剤を言い、免疫異常によって引き起こされる自己免疫疾患の薬として幅広く活用されています。免疫抑制剤は、免疫細胞に直接作用して、その機能を抑制する働きがあるので、その効果は大きいと言えるでしょう。


免疫抑制剤は、他の治療効果が得られないような場合に用いられますが、多発性硬化症発症初期の段階から重い症状がみられる場合は、初期の段階から免疫抑制剤の投与を考えなければなりません。


何度も言うようですが、免疫抑制剤は、多発性硬化症の症状と、副作用として表れる症状をうまく調整しながらの使用が望まれる療法と言えるでしょう。

TOPPAGE  TOP 
RSS2.0