多発性硬化症の分類(古典型MS、視神経脊髄型)

多発性硬化症は、病変により大きく2つに分類することができます。大脳、小脳、視神経、脊髄に病変を持つ多発性硬化症を「古典型MS」と言います。

主にミエリンが多く存在する白質が破壊されることで体の様々な部分に様々な症状を引き起こします。古典型MS の多発性硬化症は、進行状況によりさらに3つに分類することができます。


①再発・症状悪化の後に症状が進行しない「寛解再発型MS」

②発症時より持続的に症状が進行する「一時進行型MS」

③寛解再発型MS の後に1年以上持続的に症状が進行する「二次進行型MS」です。


一方、3椎体以上の長さの脊髄病変を持つ、または Aquaporin-4 抗体陽性による「デビッグ病」「視神経脊髄炎」があります。これらは「視神経脊髄型多発性硬化症(OSMS)」と分類されています。

これらの特徴に、女性に多いこと、発症年齢が高いこと、しゃっくり、嘔吐、呼吸障害などがあげられ、失明や両下肢の麻痺、強い脳障害を生じる可能性もあるとされています。


多発性硬化症は、決定的な診断が下されることはなく、別の病気でないと明らかに判定されない限り多発性硬化症であると確定はされないようです。多発性硬化症と症状が類似する病気に、神経ベーチェット病、神経サルコイドーシス、神経スイート病などがあります。

TOPPAGE  TOP 
RSS2.0