慢性進行型-一次進行型

古典型MS 多発性硬化症の中で、寛解・再発を繰り返すことなく、初めての発症時から持続的な進行が見られるものを「慢性型-二次進行型」と言います。

「慢性進行型-一次進行型」は多発性硬化症全体のおよそ5%と、存在はわずかですが、進行過程で寛解時期が現れたとしても、一ヶ月以内に慢性進行型に戻ってしまうと言う多発性硬化症の中では比較的治癒困難な症状と言えるでしょう。


一ヶ月以内の寛解時期があったとしても、慢性的に進行していくわけですから、日常生活に与える影響も大きいと思われます。


多発性硬化症は無症状に進行していると、検査においても見逃されてしまう場合があります。慢性的に進行している場合、症状や検査に表れてから対処したのでは効果が現れない場合もあります。特に「慢性進行型-一次進行型」においては、最初から慢性的に進行するわけですから、早期発見・早期治療が大変重要と言えるでしょう。


多発性硬化症に見られる主な症状、しびれや運動麻痺、視力障害、歩行障害などは、別の神経系疾患においてもよく見られる症状です。決定的な診断が下されにくい病気であることから、多発性硬化症に対する対処が遅れがちです。


原因は未だ解明されていませんが、誘因すると考えられている過労やストレスには最新の注意を払うべきと思われます。

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