メチルプレドニゾロン・パルス療法
多発性硬化症は、多くの場合、再発と寛解を繰り返しながら進行します。再発期は、多発性硬化症の症状が表れ、生活に支障を来たす時期を言います。寛解期は、比較的症状の安定した時期を言い、安定した生活を送ることができると言われています。
メチルプレドニゾロン・パルス療法は、ソルメドロールを500~1,000mg点滴するという、いたってシンプルな治療法で、2~3時間かけて1日1回、3日~5日間の点滴を、1~2回行います。これにより、多くの症状が大きく緩和されると言われています。
しかし、引き続き生活に支障を来たすほどの症状を伴う場合は、経口プレドニゾロンの投与が行われます。症状の状況に合わせて経口プレドニゾロンの投与を調整していくことになります。
進行性の多発性硬化症には、シクロホスファミド・パルス療法が効果的であるとされていますが、強い免疫抑制剤であることから副作用の心配も大きく、最近ではミトキサントロン療法の導入が検討されているようです。
いずれの療法も、副作用の可能性があるので、主治医に必ず確認しましょう。